簡単15分で出来る夏タイヤへの交換方法と5つの注意点【MA37Sソリオ】

MA37S(ソリオ)作業一覧

ソリオ(MA37 )のタイヤ交換の方法が知りたいんだけど。どんな手順で交換すればいいの?交換前に注意する事は?

このような悩みはありませんか?

タイヤ交換に関しては車を所有している方なら一度は考える事で…

・やり方がわからない
・自分でやって失敗するのが怖い

等の理由から中々実践できずに躊躇する事が多いでしょう。

かといってお店に依頼すると交換費用(工賃含む)に加えて時間も拘束されるため、自分の都合に合わせてと言うのも中々難しい所です。

費用については以下を参考にしてみてください。

車のタイヤ履き替えをお店に依頼すると費用はどのくらいかかる?
この記事では、タイヤの履き替えを依頼した場合に費用がどのくらいかかるのかについてまとめています。

ですが、交換時の注意点ややり方の手順など。ちょっとした知識を付ける事で自分でも交換が出来るようになります。

誰でも初めはできないのは当たり前。知識を得た上で
実践するかどうかで変わります。

今回は、注意点を元に15分程度で出来るタイヤ交換のやり方をお伝えします。

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交換前に注意する5つの項目

まず初めに、交換前に注意する5つの
項目について学んでましょう。

※既にわかる場合は飛ばして大丈夫です。

交換するタイヤの溝を確認しておく

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1つ目は交換するタイヤの溝を確認する事です。

タイヤにはスリップサインが付いていて、〇〇mmまでなら走行しても問題ありませんよ。という目安になっています。

溝が凹状態なら良好。真っ平らなら
交換のサインという訳です。

そのため、交換する場合には必ず溝の
あるタイヤを選びましょう。

ジャッキポイントを事前に知っておく

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2つ目はジャッキポイントを事前に知る事です。

ジャッキポイントは名前の通り
ジャッキをかける箇所。

たとえば、今回交換するソリオなら

・フロントはフレーム部分
・リアはシャフト部分かフックの箇所。

車によってポイントは変わりますが、
安全にかけられる箇所が決まっています。

そのため、事前に知っておくといいでしょう。

交換時にはジャッキスタンドを使う

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3つ目はジャッキスタンドを使う事です。

ジャッキスタンドは、左右にかける事でジャッキがズレて車が倒れてるのを防ぐ事ができます。

そんな事起きないでしょ?】と思うかもしれませんが、度々起きていることなのであって損はありません。

タイヤを取り付ける際は抑えながらやる

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4つ目はタイヤを取り付ける際は抑え
ながらやる事です。

画像のように片手をタイヤの上。足もしくは
膝を下側に押し付けるように抑えます。

めんどくさいからやらなくても良くない?

めんどくさいのは分かるんだけど、やらないと装着するタイヤが安定しなくなるからね。

実際に画像で確認すると分かりますが…

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タイヤが傾いてハマる事で、ナットを奥まで
回すことが出来なくなります。

ナットを奥まで回せない=正しく装着が出来ないので、走行中にタイヤが外れやすくなります。

そのため、タイヤを取り付ける際は抑え
ながらやる事が大切となります。

ホイールナットを締め付ける時は対角線上に

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5つ目はホイールナットを締め付ける時は
対角線上に締め付けることです。

対角線上に締め付けることで、力が均等に伝わってナットが舐め切るのを防ぎます。

ボルトが舐め切る=ホイールナットの装着が出来なくなるので、必ず対角線上を心がけましょう。

以上が注意する項目となります。

自分でやる場合はそれなりにリスクを
負うことになりますが…

そんな時にこそ注意して交換をすれば

・ボルトを舐め切って再利用出来なくなる
・走行中にタイヤが外れる事を無くせます。

面倒ではありますが、交換後も安全に走行するためには上記の内容を是非とも実践してみましょう。

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実際の交換手順

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それでは実際に交換方法へと移ります。

今回はフロント⇒リアの順で行いますが、
まずは必要な物の準備から。

必要な物を準備する

必要な物については以下5つです。

交換用のタイヤ

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交換用の夏タイヤになります。

今回は【165/65R14 79S DL エナセーブ EC300+】を使用しますが、自分で使う場合には車に合ったものを選びましょう。

ジャッキ

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ジャッキは車体を上げるための工具。

車載のパンダジャッキがあればなくてもできますが、作業効率を重視するならジャッキの方がおすすめです。

ジャッキスタンド

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ジャッキスタンドは車体を支える目的で使用する工具です。

無くても出来ない事はありませんが、最悪の事態を防止するために準備しておくと安心です。

クロスレンチ

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クロスレンチは

・ホイールナットを緩める
・ホイールナットを締める工具です。

スピンナーハンドル&ソケット

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スピンナーハンドルは、ホイールナットの
緩め・締めに役立つ工具。

単体では使えませんが…

ソケットと組み合わせる事で作業に役立てる事ができます。

着地状態でナットを緩める

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着地状態でナットを緩める理由としては、
ナットを外しやすくするため。

車体を上げた状態では力が伝わらないので
空回りして緩めることができません。

そのため、あげる前にある程度緩めて
おくことが必要です。

ジャッキで車体をあげる(リア)

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緩められたら車体を上げましょう。

今回はリアからなのでデフの真下にかけます。

※4駆の場合はデフに掛けられますが、
2駆だとないのでフックにかけましょう。

左右にウマ(ジャッキスタンド)をかける

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ジャッキで上げられたら、安全のため左右に
ウマもかけておきましょう。

この時、ウマの位置は切り欠きとゴムのくぼみが合わさるように設置しましょう。

クロスレンチでナットを緩める

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ウマの設置が出来たらクロスレンチで
ナットを緩めていきましょう。

この時クロスレンチは、反時計回りにクルクルっと回す事で簡単に外せます。

タイヤが外せたら夏タイヤに入れ替えていきましょう。

タイヤを抑えながら対角2点をナットで締める

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夏タイヤを装着出来たら、タイヤを抑えながら対角2点をナットで締めていきましょう。

・タイヤを抑えるのは傾きを抑えるため
・対角2点を先に締めるのは固定しやすくする為

ナット4箇所をクロスレンチで仮締めしてしてジャッキを下げる

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対角2点締めが出来たら、ナット4箇所を
クロスレンチで仮締めしていきましょう。

※あくまで仮でいいので、本締めの必要はありません。

 

仮締めができたらジャッキを下げて
リアはひとまず完了となります。

ジャッキで車体を上げる(フロント側)

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リアが出来たらジャッキでフロント側の
車体を上げていきましょう。

フロントのジャッキポイントは奥にあるフレーム部分。

適当に手前のカバーに掛けると割れるので、
必ず奥の硬いフレームにしましょう。

車体が上げられたらフロントも同じように
ウマをかけるのを忘れずに!

クロスレンチでナットを緩める

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ウマまで掛けられたらクロスレンチで
ナットを緩めていきましょう。

リア同様にクルクルっと反時計回りに
回すと簡単に外れます。

タイヤが外せたら夏タイヤに入れ替えていきましょう。

タイヤを抑えながら対角2点をナットで締める

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夏タイヤを装着出来たら、タイヤを抑えながら対角2点をナットで締めていきましょう。

・タイヤを抑えるのは傾きを抑えるため
・対角2点を先に締めるのは固定しやすくする為

ナット4箇所をクロスレンチで仮締め

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対角2点締めが出来たら、ナット4箇所を
クロスレンチで仮締めしていきましょう。

※あくまで仮でいいので、本締めの必要はありません。

 

仮締めができたらジャッキを下げて
リアはひとまず完了となります。

前後4本のタイヤの本締めをして完了

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後は前後4本のタイヤの本締めを
して完了となります。

本締めの際にはクロスレンチではなく、スピンナーハンドルにする事で力をかけやすくなります。

また、本締めのやり方ですが…

最初は均等に対角線上に回していき、最後に対角線上で力を込めて締め付けていきます。

いきなり力を込めて締め付けるのじゃダメなの?

できない事は無いんだけど、いきなり力を込めるとナットを舐め切る危険性があるからおすすめとは言えないね。

そのためいきなり力を込めてではなく、初めは均等の力で最後に力を込めて締め付けましょう。

交換後に確認すべき内容

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以上が交換手順の流れとなります。

ここからは交換後に確認すべき内容です。

タイヤの空気圧

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1つ目はタイヤの空気圧の確認

・空気が少なすぎるとパンクになりやすい
・多すぎてもバーストしやすい

いずれかになるので、車にあった圧に調整しましょう。

ちなみに、スタンドなどに持っていくのが面倒な人は持ち運びできるスマート空気入れを常備するのも手です。

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スマート空気入れは、液晶のボタンをタッチする
だけで簡単に操作できる空気入れです。

・車
・自転車
・バイク
・遊具など。

幅広く使えるので車以外にも使いたい人におすすめです。

試走行をして走行状態をみる

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2つ目は試走行をして走行状態をみる事です。

実際に真っ直ぐ走れるのかを確認することで、
途中で外れる危険性を防ぐ事ができます。

このように、交換後も確認をしておく事で今後も安全に走行を続ける事ができます。

手順通りにやればそこまで難しくないので、
是非参考にしてみてください。

正しい交換手順を理解して作業に役立てよう

以上、自分で出来る夏タイヤへの交換手順と
注意する5つの項目をご紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

交換前に注意する5つの項目
交換するタイヤの溝を確認しておく
ジャッキポイントを事前に知っておく
交換時にはジャッキスタンドを使う
タイヤを取り付ける際は抑えながらやる
ホイールナットを締め付ける時は対角線上に
実際の交換手順
必要な物を準備する
  1. 交換用のタイヤ
  2. ジャッキ
  3. ジャッキスタンド
  4. クロスレンチ
  5. スピンナーハンドル&ソケット

着地状態でナットを緩める
ジャッキで車体をあげる(リア)
左右にウマ(ジャッキスタンド)をかける
クロスレンチでナットを緩める
タイヤを抑えながら対角2点をナットで締める
ナット4箇所をクロスレンチで仮締めしてしてジャッキを下げる
ジャッキで車体を上げる(フロント側)
クロスレンチでナットを緩める
タイヤを抑えながら対角2点をナットで締める
ナット4箇所をクロスレンチで仮締め
前後4本のタイヤの本締めをして完了
交換後に確認すべき内容
タイヤの空気圧
試走行をして走行状態をみる

記事でもわかる通り、自分でタイヤ交換をする場合にはそれなりのリスクはありますが…

正しい手順と注意点を理解した上で実践すれば、自分でも安全に交換することが出来ます。

なので、この機会にまずは注意点から
学んでみましょう。

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