・どうやって取り付ける物なの?
・自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
そんな悩みにお応えします。
確かに初心者からしてみれば、『ほんとに簡単なのかな?』となりますよね。
でも実際は、手順通りに作業すれば10分ほどで簡単に取り付けることができるのです。
※詳しい詳細については、また順を追って説明していきます。

実際に私も以前は知らない時期はありました。
以前の私は知識も疎く、油圧アダプターに
ついて知りませんでした。
しかし、ふと調べた際に『こんな仕組みで取り付けるのか』
ということを知りました。
それから自分で実際に使ってみたり、詳しい人に
聞いてさらに詳細を知る事ができました。
そこで学んだ知識を活かして
この記事では、
油圧アダプターを組み合わせた【GDB F/G型】の油温計の取り付け方を紹介します。
・油圧アダプターについて知りたい
・知識として学びたいので詳細を教えてほしい
そんな人に向けて執筆していきます。
この記事を最後まで読むことで、これから自分で
油温計の取り付けをする初心者にとって、
油圧アダプターとどう組み合わせるのか?簡単に取り付けるには
にはどうすればいいのかを知る事ができるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
交換する前に必要なものを準備しよう!
交換へと入る前に、まずは必要なものから
見ていきましょう。
事前に準備をする事で、
スムーズに作業ができます。
ADVANCE-A1 油温計
今回取り付ける油温計になります。
メーカーによっては、単体で取り付けられる
ものもありますが、
A1のメーターを取り付ける場合には、
別途でアドバンスコントロールが必要になります。
デフィアドバンスコントロールユニット
デフィのリンクメーターを装着する際に
連動させるユニットになります。
ジュラン油温・油圧計アダプター
ジュラン(JURAN)から出ている商品で、
・油温計を取り付けたいけど、サンドイッチブロックは使いたくない
・純正のプレッシャースイッチを いかしたまま取り付けたい
こんな方にオススメですね。
ただし、車のエンジンによっては1部干渉して
取り付けが出来ない車種もあります。
ですが、取り付けができてしまえば
純正のプレッシャースイッチと
差し替える必要がないので、
警告灯に悩まされる心配がありません!
工具
今回は油圧計アダプターを
取り付けるので、
基本的には
・ラチェットハンドル&ソケット
・モンキーレンチ
2つがあれば事足りますが、工具一式で揃えておくと
どちらも使えるので便利ですよ!
これ一つでほとんどの一般的な
整備ができます。
他にも油温計の取り付け前に必要な
物を揃えておくと、
作業がスムーズに行えますよ!
準備が出来たら実際に油温計の取り付けをする!
それでは準備の方ができたら、
実際に【油圧アダプター】を使用して
油温計の取り付けをしてみましょう!
アダプター取り付け編
1.オルタネーターを取り外す
まず初めにオルタネーターを
取り外しましょう。
プレッシャーセンサーは、オルタネーター
のちょうど真下にあります。
そのため、プレッシャーセンサー
があるブロックに
たどり着くには取り外す必要があります。
取り外す工程は今回は省略しますが、
オルタネーターの取り外し方法については
以下の記事を参考にしてみてください。
2.純正のプレッシャーセンサーと差し替える
オルタネーターを取り外すと、
赤丸で囲ったセンサーが見えてくるかと思います。
油圧アダプターを取り付けるのは
赤〇位置ですね。

ただ、注意してもらいたいのが、油温センサーをこのままつけない事ね。

どうして?

このまま社外の油温センサーと差し替えると
メーター上の純正の油圧センサーが反応
しなくなるからだよ!
ですので、ジュランの油圧アダプター
を使って純正と社外のセンサー両方を取り付けましょう。
3.油圧アダプターを使い油温センサーを車体に取り付ける
油圧アダプターに純正と社外のセンサーを
取り付けるとこのようになります。
純正のセンサーを上側に
取り付けてしまうと、
オルタネーターを取り付けた時に干渉
してしまうので
必ず取りつける時には横向きにしましょう。
車内のメーター取り付け編
取り付ける事ができたら車内に行き、
メーター本体を取り付けていきます。
①コントロールユニット側にセンサーを取り付ける
取り付けるメーターがデフィの
リンクユニットなので、
先ほどエンジンルームで取りつけた
センサー側のコネクターを
アドバンスコントロールユニット側に
取りつけます。
②メーター本体の電源を取りつける
続いてメーター本体の電源を取ります。
メーターの電源は以下の通りです。
赤が電源のプラス(常時電源)
白がACC(アクセサリー電源)
オレンジがイルミ電源
黒がボディアース
電源の場所がわからない方は
以下を参考にしてください。
③メーター本体と連結させる
電源を取る事ができたら、
最後にメーター本体と連結させましょう。
アドバンスコントロール側で取り付けた
電源ハーネス、センサーハーネスを連結させ
作業は完了になります。
取り付け後の作動確認
作業の方が終わったら最後に
作動確認をしましょう。
確認内容は以下の通りです。
1.エンジンを始動し油温計を確認する
2.試走行をする
1.エンジンを始動し油温計を確認
まず初めにエンジンを始動させましょう。
エンジンを始動させたときに油温計の
点灯状況を確認してみます。
もし点滅や電源が付かない場合には
以下の事が考えられます。
1.電源が付かない
メーター側の不良が考えられます。
電源が間違っているか、メーター本体の故障ですね。
電源が付かない場合にはもう一度
確認してみましょう。
2.メーターが点滅
センサー側の不良が考えられます。
センサー本体の故障か、途中で断線して
接触不良を起こしている可能性があります。
2.試走行をする
試走行をした時に油温の上がり具合を
確認してみましょう。
正常なら85~95℃の間
異常なら100℃を超えます。
もし100℃を超える場合にはオイルに
異常がある場合があるので、
適切な対処をしましょう。
記事のまとめ
以上今回は、油圧アダプターを使用した
オイル交換の方法について
ご紹介させていただきました。
今回の記事を読んでいただけると
わかると思いますが、
この方法ならアタッチメントなどの
手間のかかる作業は必要ありません!
また、エンジンの構造上オイルが漏れやすく、
配線が熱をもちすぎて燃えやすいという難点も解消されます。
単に取り付けが簡単なだけでなく
熱対策としても役立ちつので、
是非活用してみてください!
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