・自分で交換するにはどうしたらいいの?
・自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
そんな悩みにお応えします。
確かに初心者からしてみれば、どうやって交換すればいいのかわからないですよね。
でも実は、手順さえ覚えてしまえば自分(DIY)でも簡単に交換する事ができるのです!
※詳しい詳細については順を追って説明していきます。

実際に私も以前は知らない時期がありました。
以前の私は、初心者で知識が疎く自分で交換する方法を知りませんでした。
しかし、ふと調べた際に『こんなに簡単に交換ができるのか』ということを知りました。
それから車関係にいた際に学んだり、詳しい人に聞いてさらに詳細を知る事ができました。
そこで学んだ知識を活かして
この記事では、
購入した経緯を含めブリッツラジエーターに交換する方法を解説します。
・ブリッツレーシングラジエーターについて知りたい
・自分でやる勇気がないのでまずは交換の詳細を教えてほしい
そんな人に向けて執筆していきます。
この記事を最後まで読むことで、自分(DIY)でも手順を覚えて簡単に交換を知ることができるようになるでしょう。
購入しようと思った経緯は?
まず、何故BLITZ/ブリッツレーシングの
アルミラジエーターを購入しようと
思ったかと言いますと、
値段と性能の2つに惹かれたからですね。
元々は純正ラジエーターを使っていたが…
元々は、インプレッサにて純正ラジエーターを
使用していましたが、
性能の低下で熱対策が追い付かなくなったのが原因でした。

インプレッサに乗ってる人ならわかると思うけど、エンジンの構造上熱をもちやすいのが難点だよね。

確かに、夏場なんて100℃近くいくときあるよね…

そうそう。それでいて、ラジエーターの性能低下に…なんてなった日にはオーバーヒートの原因にもなるからね…
『純正新品を買った所で熱対策が追い付かない…』
『かといって社外のラジエーターは高い…』
購入に至った理由は、値段が安く車屋さんにオススメされたから
ならどうするか…といった時に車屋さんに
オススメされたのが、
ブリッツのアルミラジエーターでした。

でも、普通車のアルミラジエーターって高いイメージが…

確かにアルミラジエーターって聞くと、7~10万前後のイメージあるから高そうに感じるよね。

そうそう。高いから欲しくてもなかなか手が出せないんだよね。

そこでオススメなのがブリッツのアルミラジエーターなんだ!
他のが7~10万かかる所を4万以内で購入できるんだ。
ですが、ブリッツのレーシングラジエーター タイプZSなら、
4万以内で購入できるからおすすめなんです。
値段以外にも性能が大きく関係!
ただ、値段が安いだけでは購入
しようとは思えません。
それ以外に性能が一番大きいですね!

さっき、車屋さんにオススメされたって言ったよね?
それには値段以外に性能が関係してるんだ!

例えばどんな性能があるの?

・新型の42mm厚コアと大容量タンクになった事で、
大幅な冷却UPを実現
・新型のアウターフィンを採用する事で放熱性を高める。
効果が大きいのはこの2つだね!
通常は34mmくらいが一般的ですが、
ブリッツは42mm。
つまり厚さを倍のサイズにすることで、
その分冷却性能が大幅に上がる訳ですね!
また、アウターフィン(ラジエーター外側のフィン)の
形を従来のものとは違うものに変える事で、
放熱性(熱を逃がす力)を上げています。
ブリッツレーシングラジエーターは、
値段が安いだけでなく
性能も申し分ないので、インプレッサの熱対策としては理想と言えますね!

実際にラジエーターの交換をしよう!
ラジエーター交換にあたり必要な物
では次はいよいよ交換へと入りますが、
その前にまず必要な物を先にご紹介します。
交換前に揃えておくことで、
作業がスムーズにできます。
①ラチェットハンドル&ソケット
ラチェットハンドルとソケットで
組み合わせて使用します。
単体で使用する事はできないので、
セットで揃えておくといいですよ。

また、使用するソケットは10㎜になりますが、
これからも色々作業をしたいという方は
工具セットを1つ
持っておくと便利ですよ!
③ホースクランププライヤー
ホース類のバンドを外す際に使用します。
ない場合にはペンチでも大丈夫です。
④ラジエーター
今回使用するBLITZのレーシング
ラジエーターになります。
F型G型用なので、それ以外は
取り付けできるかどうかは不明です。
※丸目(A・B型)・涙目(C~E型)
で取り付けをする場合は、
適合するかどうかを確認してください。
ちなみに【A・B型専用】で取り付けたい場合は
以下のラジエーターです。
⑤クーラント
ラジエーター交換でホース類を抜くことになるので、補充用のクーラントが必要になります。
実際に私が交換した際にはインプレッサで
8リッター程必要でした。
なので、5リッター入りのクーラントが
2つあると丁度いいです。
また、さらなる冷却効果を期待したい方には、
ラジエーター交換と一緒に
ワコーズのヒートブロックがおススメです。
他にも用途に合わせて使い分けると効果を
さらに実感できます!
BLITZレーシングラジエーターへの交換
それでは、準備ができたら
交換の方に移ります。
交換手順については以下の通りです。
②カプラーを抜く
③ホース類を外す
④ラジエーターを取り外す
⑤ラジエーターファンを付け替える
⑥ラジエーター取り付け交換後にエア抜き
①ボルト類を外す
まず初めにラジエーターを固定している
手前のステー2本(赤〇)を外します。
ボルト2本を10㎜のソケットで外すことで
ステーの取り外しができます。
②カプラーを抜く
ボルト類が外せたら、
ラジエーターファン用の
2つのカプラーを抜いていきます。
ラジエーターファンのカプラーは、
左右にそれぞれ1つづつあります。
場所が狭いので少し外しづらいですが、
頑張って抜いていきましょう。
③ホース類を外す
最後にアッパーホース・ロアホース
ラジエーターにつながる
ホースを全て外します。
赤矢印のホースと床側のホースですね。
このホース類全般を外さないとラジエーターが
取り外せないので、
忘れずに取り外しましょう。
④ラジエーターを取り外す
ホース類が外せたらラジエーターを
外していきます。
簡単には抜けませんが、
上に引き抜くようにすれば比較的簡単に
外すことができます。
⑤ラジエーターファンを付け替える
取り外すことができたら、
純正のラジエーターファンを
ブリッツのラジエーターに付け替えます。
⑥ラジエーターを取り付けクーラントを補充
ラジエーターファンの取り付けが終わったら、
取り外した時と逆の手順で
ラジエーターを取り付けていきます。
取り付ける場合は、配線の巻き込みに
注意して取り付けましょう。
全ての部品の戻しが終わったら、
抜けた分のクーラントを補充
していきます。
交換後にエア抜きをしよう!
ラジエーター側に満杯まで、
サブタンクに半分ほど補充します。
補充ができたらエア抜きをします。
エア抜きは交換をする上で
必要な作業ですが、
交換をしない場合どうなるかわからない方は
以下を参考にしてみてください。
⇒【初心者必見】クーラント液のエア抜き理由としないと起こる症状とは?
エア抜きについてですが、インプレッサの場合
ラジエーターと加圧タンクの2つあります。
この場合、両方ではなく加圧タンク側の
キャップを開けてエア抜きしましょう。

エア抜きは通常ファンが2回回れば終了だけど、EJエンジンの場合はそれ以上だから要注意だよ!

2回じゃダメなんだ…

2回だけだと、エア抜き不十分でオーバーヒートの原因になるから、
4~6回を目安に続けようね!
補足として、エアをうまく抜くコツは
エンジンを始動させながら
空ぶかしで回転数を上げたり
ホースを揉んだりすることです。
交換後にすべき事(エア抜き後の確認)
エア抜きが終わったら走行前の状態と
走行中の状態で車の水温を確認してみましょう!
確認は純正の水温計でも問題ありませんが、
理想は細かく数値の分かる
社外の水温計があるといいですね!
※社外の水温計については、
以下の記事でオススメをご紹介しているので
参考にしてみてください。
⇒おすすめの水温計5選!車好き初心者が絶対に失敗なく選ぶならこれ!
走行前の確認
エンジンを始動させ10分程アイドリングの
状態で様子を見てみましょう。
もしエア抜きが不十分の場合なら、
ファンが回っても水温が上がり続けます。
純正の水温計なら針が半分より上を示します。
走行中
アイドリング状態で問題がなければ、
走行でも確認してみましょう。
①一時的に水温が上がる
②ファンが回る事で水温が下がる
この状態になればエア抜きは成功です。
その後水温が落ち着いたら一度帰宅し、
再度エア抜きをしてエアを抜き切りましょう!
エア抜きをする事で安全に走行が可能!
完全に抜けきるまでは上記の繰り返し
になります。
エア抜きをきちんとする事で、
安全に走行が可能となります。
また、しっかりと抜けきる事で
レーシングラジエーター
本来の性能を発揮する事も可能です!
『所詮はラジエーター』と思う方もいる
かと思いますが、
熱対策が出来てこの値段で購入できると思えば
損はないと思います。
なので、『夏場はどうしても水温がきつい』
という方は実際に使って効果を実感してみてください!
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