【GDB F/G型】HID屋パーフェクトステルスLEDウインカー取り付けのやり方

GDB作業一覧
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HID屋のLEDウインカーの購入を検討中なんだけど、LED化する場合の交換って自分でもできるのかな。

このような悩みはありませんか?

一般的にウインカーと言えばハロゲンとLEDの2種類。近年では純正でLEDを採用している車もありますが…大抵の場合はハロゲンバルブを使っています。

そのため

・点灯のキレ
・明るさ
・消費電力など。

性能upを目的としてLEDに交換する人も少なくありません。

しかし、LED化するとなると問題になるのがハイフラ。ハイフラは抵抗値が変わる事で高速点滅を起こす症状のこと。そのまま交換をすれば症状が元で【整備不良】になる危険性も。

対応策としては、抵抗器を別で購入して取り付けるのが一般的。ただ加工しつつウインカーを取り付けるとなると時間もかかるし面倒。

その点で、HID屋のLEDウインカー(パーフェクトステルスLEDウインカー)は抵抗が内蔵なのでポン付けで取り付けができます。今回はそんなLEDウインカーの流れをインプレッサ(GDB F/G型)を使ってお伝えします。

バルブ交換=事前にやり方を覚えておく事で、お店に依頼する時間や出費を抑える事が出来るので参考にしてみてください。

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今回交換するのはパーフェクトステルスLEDウインカー

先ほども軽く触れたように、今回交換に使うのはHID屋の【パーフェクトステルスLEDウインカー】。ハイフラ防止抵抗が内蔵されているのが特徴で、白熱球交換同様にポン付けで交換ができます

よくあるLEDウインカーには抵抗は内蔵されておらず、そのまま交換をするとハイフラと呼ばれる症状が起きます。いわゆる高速点滅の事で、抵抗値が純正よりも低くなることで『トラブルが起きているのでは?』とコンピューター上で誤認してハイフラになります。

ウインカーとしての機能はするため

高速点滅でも問題ないのでは?

と考える方が中にはいますが、高速点滅自体は違反になるので注意が必要。詳しくは【点滅速度が速いウインカー(方向指示器)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

その点を踏まえればパーフェクトステルスウインカーは抵抗内蔵のウインカー。別途抵抗を用意する必要がないので、手間を省きたい方や初心者の交換にも最適。

2025年現在では以下の後継品に変更されています。↓

実際に【HID屋】パーフェクトステルスLEDウインカー装着の流れを確認しよう

ここからは実際にバルブ交換の方法に
ついて詳しく見ていきましょう。

今回はインプレッサ(GDB-F/G型)を元にT20バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。

なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう。

フロントウインカー交換の方法

ウインカーの位置を確認する
ボンネットのレバーを引っ張る
半開きのボンネットを開ける
レンズからソケットを外す(運転席側)
ソケットからバルブを外す
LEDを準備してハロゲン球と差し替える
バルブをレンズに差し込んで完了

ウインカーの位置を確認する

まず初めにウインカーの位置を
確認してみましょう。

フロントウインカーは矢印の向き。ヘッドライト横にあるのがウインカーとなります。

分からない方は画像のように点灯させるとわかりやすいです。

ボンネットのレバーを引っ張る

次にやる事はボンネットレバーを引っ張る事。ボンネットを開かないと始まらないので、まずはレバーを引くことから始めましょう。

レバーを引く⇒ボンネットが半開きになる仕組み。

半開きのボンネットを開ける

半開き状態からボンネットのひっかりを
左側に倒すとロックが解除。

解除した状態で上方向に上げればボンネットが完全に上がります。

レンズからソケットを外す

レンズからソケットを外していきましょう。ウインカーは左右で1つあるので先に運転席側から。

運転席側のウインカーは矢印の位置。手が入る隙間があるので、手を突っ込んでレンズからソケットを外しましょう。

ソケットからバルブを外す

ソケットがフリーになったらバルブを引き抜きます。バルブ自体は爪で固定されているだけなので、外側に引っ張るだけ。

片手をソケット側。もう片方はバルブを掴みながらやると簡単に抜けます。

LEDを準備してハロゲン球と差し替える

外すことが出来たらLEDを準備してハロゲン球と差し替え作業。用意するのはHID屋【パーフェクトステルスウインカー】。

やり方はハロゲン球を抜いた時と逆の手順。爪にバルブを差し込むことで固定ができます。

バルブをレンズに差し込んで完了

後はバルブをレンズに差し込んで完了。差し込んだ状態で時計周りに回すとソケットがロックされます。

運転席はこれで完了。反対側も同じようにといきたいところですが…

スペース(隙間)の問題で上からは交換ができないので、フェンダーの隙間から手を入れて下からバルブの交換をしましょう。

赤丸がウインカーになっているので

レンズからソケットを引き抜く(反時計回りに回す)⇒ソケットからハロゲンバルブを抜く⇒LEDを差し込む⇒レンズに戻す(時計回りに回す)⇒フェンダーを戻す。

一連の作業(ウインカー両側)が終わればフロントは完了です。

リアウインカー交換の方法

ウインカーの位置を探す
トランクレバーを引いてロックを解除する
内張りのカバーを外す
純正のカバーを外す
レンズからソケットを外す
ソケットからバルブを引き抜く
LEDを準備してハロゲン球と差し替える
バルブをレンズに差し込んで完了

ウインカーの位置を探す

続いてウインカーの位置を探します。

ボディ側とトランク側の2か所ありますが、インプレッサ(GDB-F/G型)の場合は矢印の位置です。

トランクレバーを引いてロックを解除する

位置が把握出来たら、トランクレバーを引いて
トランクのロックを解除しましょう。

レバーはだいたい足元周辺にあるので、他の車種の場合は探してみましょう。

内張りのカバーを外す

トランクが開けれたら内張りのカバーを外していきましょう。

カバーはクリップで固定されているので1か所外せばOK。もし外れない場合は、【クリップ外し】をうまく活用しましょう。

純正のカバーを外す

純正のカバーを外します。カバーはボルト④本留めになっていますが、画像のように既にない場合には触れる必要はありません。

ボルトはあくまでカバーやテールレンズを固定しているだけなので、剥き出しの状態なら作業に支障はありません

もし純正のカバーがついている場合は、8mmのソケットを使用して先にカバーを外しましょう。

作業用に以下のようなちょっとした工具があると便利です。

レンズからソケットを外す

 

ソケットを外す場合は反時計回りに回すだけ。反時計回りに回すことでソケットが外れます。

ソケットからバルブを引き抜く

ソケットからバルブを外す場合は、外側に引っ張るだけ。バルブ自体はソケットの爪に留まっているだけなので簡単に抜けます。

LEDを準備してハロゲン球と差し替える

外すことが出来たらLEDを準備してハロゲン球と差し替え作業。用意するのはフロント同様にHID屋【パーフェクトステルスウインカー】。

やり方はハロゲン球を抜いた時と逆の手順。爪にバルブを差し込むことで固定ができます。

バルブをレンズに差し込んで完了

後はバルブをレンズに差し込んで完了。差し込んだ状態で時計周りに回すとソケットがロックされます。

ロックされたら内張を戻して完了。

片側ができたら反対側も同じようにやりましょう。

内張をはがす⇒レンズからソケットを外す⇒ソケットからハロゲンバルブを抜く⇒LEDを差し替える⇒レンズにはめ込む⇒内張を戻す

お疲れ様でした。ここまで作業をやって、フロント側で10分。リア側10分。合計20分ほどあれば完了できます。

交換後は点灯確認をしてみよう

ここからは交換後の点灯確認です。

内容は

・点灯の有無を確認
・明るさの比較

点灯の有無を確認

交換後にまずやることは点灯確認の有無。

きちんと点灯するかどうかを見ましょう。

・右レバーで右ウインカーが点灯
・左レバーで左ウインカーが点灯

確認をして問題がなければ大丈夫です。

明るさの比較

2つ目は明るさの比較です。

純正の白熱球とLEDを見比べて
明るさを比較します。

この時、大抵がLEDにする事で明るくなる傾向にありますが…安さや適当に選ぶ事で逆に暗くなってしまう場合があります。

ですが今回取り付けた【HID屋パーフェクトステルスウインカー】であれば、昼間/夜間共に明るくなるので運転に支障をきたすことがありません。

もし点滅しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

この時もし反応しない場合には

・バルブ切れ
・それ以外の関連パーツ

いずれかが原因となります。

バルブ切れは中古のバルブを選んだ際によくある事で、下手に中古品を購入するとはずれを引いて無駄になります。

また、バルブは正常なのに点滅しない場合にはほかの原因が考えられます。面倒だからと後回しにすれば違反になるので、【トラブル解決に役立つ”ウインカーがつかない4つの原因と対処方法”】を参考に早期解決をしてみてください。

トラブル解決に役立つ”ウインカーがつかない4つの原因と対処方法”
車のウインカーが点灯(点滅)しないからといって新しくバルブを交換する事が必ずしも最適とは言えません。原因を明確にしておかないと替えても症状が変わらず無駄になってしまいます。この記事では原因を解決したい方向けに対処方法や対策も含めてまとめてい...

記事のまとめ

以上、HID屋ウインカーの交換方法をご紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

今回紹介するパーツについて
紹介するパーツはHID屋LEDウインカー
装着手順
バルブの交換後に確認する事
バルブの点灯確認
もし点灯しない場合は?
点灯しない場合はほとんどがバルブ

記事でもわかる通り、今回紹介したのは【パーフェクトステルスLEDウインカー 】。HID屋から販売されているバルブの一種。

性能も抵抗内臓と言われるだけあってポン付けしてもハイフラになる事はありません。また、車検にも適合するのでその度に付け直すと言った手間もいらないのがポイントです。

・純正だと薄暗くて物足りない
・ハイフラ対策が面倒
・車検に適合する明るいものが欲しいな

こんな方はHID屋LEDウインカーを選ぶのもおすすめです。

よくある質問Q&A

Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?

A. はい、交換は初めての方でもできます。

Q.LEDウインカーは車検に適合しますか?

A. はい、車検適合です。ただしLEDウインカーによっては指摘される場合があります。

Q.バルブが切れたら交換しないとだめですか?

A. はい、ウインカーの場合は車検に通らなくなるので交換必須です。車検について知りたい場合は【車検に適合する車のウインカー基準(8つ)と落ちるパターン3選】を参考にしてみてください。

Q.交換するバルブはピンクや緑など。好きな色でも大丈夫ですか?

A. 自己責任で取り付けるなら問題はありません。しかし、車検には適合しないので走行を続けた場合に違反となります。詳しくは【ウインカーの不適切な色(青等)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。

Q.爆光のウインカーは車検に通りますか?

A. 車検に通らない恐れがある為、あくまで自己責任となります。また、爆光過ぎると違反にもなるので注意が必要。詳しくは【爆光のウインカー点灯(点滅)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。

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正樹

元自動車整備士。【正樹の整備ブログ】では実車を使って車種ごとの作業のやり方を発信中。初心者にもわかりやすい作業の手順をまとめているので、『○○のこの作業を自分(DIY)でやってみたいけどやり方がわからない』こんな方は参考にしてみてください。
他にも悩み関連の【元自動車整備士正樹のブログ】。レビューやおすすめの商品をまとめている【正樹のブログ】なども書いています。

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