【GDB F/G型】簡単10分で出来るバックランプ(ハロゲン球)交換の方法を解説

GDB作業一覧
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車にとってのバックランプは後退時に役立つ灯火類のひとつ。中でも後方が薄暗い夜間後退時には特に効果的です。

ただそんなバックランプのバルブもあくまで消耗品ということで最終的にはバルブ切れを起こして使えなくなるリスクがあります。

それを踏まえて本来は早めの交換をする訳ですが、車の知識がない方にとってはどうすれば交換できるのか悩むことでしょう。かと言ってお店に依頼すればバルブ費用に加えて工賃もかかるので、少しでも出費を抑えたい方にはあまり向きません。

ならどうすれば?となった時におすすめなのが自分で交換すること。

一見すると難しそうに感じるバルブ交換ですが、正しい手順を把握しておく事で初心者でも交換ができるようになります。

実際に私も無知な状態から始めて今の状態になりました。なので、もしこれから先自分で色々やってみたい方はこれからお伝えするやり方を参考にしてみてください。

今回の記事以外にもバックランプの知識をつけたい。こんな方向けに【バックランプ(後退灯)の知識”よくある悩み(疑問)や解決策・作業まとめ”】でまとめているので参考にしてみてください。

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バックランプはただの飾りじゃない

先ほども言ったように、車にとってのバックランプは後退時に役立つ灯火類のひとつ。正式名称は後退灯。

正しく使えば夜間後退時に役立つが…

後退時に使えば後続車にバックする事を知らせられる。夜間後退時に使えばバック中の視認性upにつながります。

特に夜間は場所によっては街灯がないことで薄暗く見えにくい場合があります。そんな時、無理にバックすれば下手したら障害物などに車をぶつけるリスクが高くなります。

逆にバックランプが点灯した状態なら、後方を明るく照らすので安全に後退することができます。

バルブ切れを放置すると違反になるので注意

ただそんなバックランプもバルブが消耗品。長いこと使い続ければバルブ切れを起こすので、次第に劣化して点灯しなくなります

中には『片方点灯していればそこそこ見えるし問題ないのでは?』と思われがちですが、バルブ切れを放置すると違反になるので注意が必要です。

違反になれば当然、反則金や減点など余計な手間がかかることになるので切れた時点で早めの交換がおすすめです。

バルブ切れの違反については、【バックランプ(後退灯)のバルブ切れは違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象” 】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

バックランプ(後退灯)のバルブ切れは違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”
バックランプには個数制限があり、下手にバルブが切れた状態で放置すると違反に該当します。違反=反則金や減点の対象に。この記事では、そんなバルブ切れの違反についてまとめてみました。

実際にバックランプの交換方法を確認しよう

ここからは実際にバックランプの交換方法を見ていきましょう。今回はハロゲンとLEDそれぞれ順にお伝えします。

バックランプの位置を確認する

まずバックランプの位置確認から。

市は車によって多少の違いはありますが、
今回取り付けるGDBのバックランプはリア内側の丸。

レバーを引いてトランクを開ける

位置の確認が出来たらレバーを引いて
トランクを開けていきましょう。

レバーの位置は足元付近の赤丸部分。上側に引っ張るとロックが解除されます。

内張をはがす

トランクが開けれたら内張を先に剥がしましょう。内張は矢印のクリップで留まっているので外すだけ。

内張をはがすと画像のようにソケット類が見える状態ですが、純正ではカバーで覆われて見えないのである場合にはカバーを外しておきましょう。

カバーはナット4本留め。8mmのソケットを使用して先にカバーを外しましょう。

工具はあらかじめクリップ用にクリップ外し。カバーを外すのにラチェットやソケットを準備しておくとスムーズに終わります。

手前のソケットを引き抜く

トランクを開けれたら手前の
ソケットを引き抜いていきましょう。

バックランプのソケットの位置は

・左レンズ外から見て右
・右レンズ外から見て左

引き抜く手順としては以下の通り。

①ロックされた状態⇒②反時計回り(左向き)に回す⇒③手前に引き抜く

ソケットからバルブを引き抜く

ソケットを引き抜く事が出来たらソケット
からバルブを引き抜いていきましょう。

やり方は簡単で矢印方向に引き抜くだけ。引っ張る事で簡単に取り外すことができます。

交換用のバルブを準備する

後は交換用のバルブを準備しましょう。

今回は純正同等品で済ましますが、もし他にも知りたい方は【純正同等から別色・光量upまで”バックランプ(ハロゲン)のおすすめ4選”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

純正同等から別色・光量upまで”バックランプ(ハロゲン)のおすすめ4選”
この記事では、ハロゲンバックランプ(T20/S25)のおすすめをご紹介しています。純正同等品から色や光量upしたい人向けにバルブを4種類まとめいているので参考にしてみてください。

逆の手順で組み付けてハロゲン球交換は完成

最後は交換用のバルブと差し替えて
逆の手順で組み付けです。

①この字の部分をソケットに差し込む
②ソケットをレンズにセットする
③時計回りに回してロックする
④内張を戻す
⑤トランクを閉める
もう片側もやり方は同じなので今回は省略します。

お疲れさまでした。両側ともスムーズに作業すれば10分程度。初めての方でも15分ほどあれば交換は完了します。

交換後はバルブの点灯確認をしてみよう

最後はバルブの点灯確認。

昼と夜で問題なければOK
点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

昼と夜で問題なければOK

まずやることはバルブの点灯確認。エンジン始動
もしくはACC以上に合わせた状態でバックギアに入れる。

バックランプが点灯すれば正常です。おすすめとしては、
昼と夜で点灯させることで明るさの確認もできます。

点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

この時もし点灯しない場合には

・バルブ切れ
・それ以外の関連パーツ

いずれかが原因となります。

バルブ切れは中古のバルブを選んだ際によくある事で、下手に中古品を購入するとはずれを引いて無駄になります。

また、バルブは正常なのに点灯しない場合にはほかの原因が考えられます。面倒だからと後回しにすれば違反になるので、【バックランプがつかない3つの原因と症状を特定する為の適した対処方法】を参考に早期解決をしてみてください。

正しい交換方法を理解してこれからの作業に役立てよう!

以上、バックランプの交換方法を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

バックランプの交換方法

バックランプの位置を確認する
レバーを引いてトランクを開ける
内張をはがす
手前のソケットを引き抜く
ソケットからバルブを引き抜く
交換用のバルブを準備する
逆の手順で組み付けてハロゲン球交換は完成

交換後はバルブの点灯確認をしてみよう
昼と夜で問題なければOK
点灯しない場合はバルブ切れやそれ以外が原因

初心者から始めると

どうしてもやり方がわからないから作業が進まない。

こういった方が多いですが、正しいやり方さえ理解しておけば10分程度で交換ができるようになります。

実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。

よくある質問Q&A

Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?

A. はい、交換は初めての方でもできます。

Q.バックランプが切れたら交換しないとだめですか?

A. はい、バックランプの場合は車検に通らなくなるので交換必須です。車検について知りたい場合は【バックランプとは?意外と知らない2つの役割や車検に通すための基準5つを解説】を参考にしてみてください。

Q.交換するバックランプはピンクや緑など。好きな色でも大丈夫ですか?

A. 自己責任で取り付けるなら問題はありません。しかし、車検には適合しないので走行を続けた場合に違反となります。詳しくは【バックランプ(後退灯)の不適切な色(青等)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。

Q.交換するバックランプは爆光にしても問題はありませんか?

A. 車検に通らない恐れがある為、あくまで自己責任となります。また、爆光過ぎると違反にもなるので注意が必要。詳しくは【爆光過ぎるバックランプ(後退灯)の点灯は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】を参考に。

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正樹

元自動車整備士。【正樹の整備ブログ】では実車を使って車種ごとの作業のやり方を発信中。初心者にもわかりやすい作業の手順をまとめているので、『○○のこの作業を自分(DIY)でやってみたいけどやり方がわからない』こんな方は参考にしてみてください。
他にも悩み関連の【元自動車整備士正樹のブログ】。レビューやおすすめの商品をまとめている【正樹のブログ】なども書いています。

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