ダミーセキュリティーが自作できるって聞いたんだけど本当なの?チョロQに埋め込んで作ってみたいんだけど。自分でもやってみたいから取り付け方法を教えてよ。
こういった疑問にお答えします。
✅チョロQを使ったダミーセキュリティーの作り方が知りたい
✅画像を使ったセキュリティーの取り付け方法(手順)が知りたい
✅自分でも作ってみたい
この記事では車をカスタムする上で知りたい。ダミーセキュリティーを自作する方法についてご紹介します。
自作する方法がわかれば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際に自分で自作ができるようになります。
手順通りにやれば初心者でも作業ができるので、気になる方はぜひ実践してみてください。
今回取り付けるダミーセキュリティーとは?
ダミーセキュリティは威嚇の意味を成すセキュリティ
ダミーセキュリティーは名前の通り、
偽物のセキュリティになります。
エンジンOFF状態で点灯させて、本物のセキュリティであるかのように見せかける物です。
見る人によってはすぐにばれますが、
ぱっと見は威嚇として役立ちます。
チョロQに埋め込めばパトランプのような見た目に
ダミーセキュリティーなので威嚇として使えますが、今回のようにチョロQに埋め込めばカスタムとしても最適です。
取り付け方法も手順を踏めば簡単なので、今回の方法を参考に挑戦してみてください。
今回の作業に必要なパーツ
それでは作業に入る前に、
必要となるパーツの紹介です。
φ5mm-フロスト1LED 赤 レッド
点灯用に使用するLEDになります。
今回は点滅LEDを使用しないので、
LEDを別途で用意しましょう。
5極 DC12V車専用 コンパクトリレー 3234 エーモン
・DC12V車専用
・接点構成:1C
・コイル消費電流:46mA
・使用可能電力:
接点1(黄):MAX120W 10A
接点2(白):MAX120W 10A
・コードの太さ:
赤・白・黄/1.25sq相当
青・黒/0.5sq相当
電源によって切り替えができるリレーになります。
今回はエンジンONで消える仕組みにするので、
リレーは必要不可欠です!
フラッシュユニット2853
・DC12V車専用
・出力可能電流:500mA
・コード太さ:0.2sq
・コード長さ:300mm
・使用可能温度:-20〜60℃
LEDを点灯させるための商品になります。
6種類の点灯パターンから選択可能で、
切り替えボタンの回数で変化します。
チョロQ27 NEW インプレッサ WRX
今回使用するチョロQになります。
チョロQは点滅LEDを埋め込むだけなので、
実際に使う場合は別の物でも大丈夫です!
私の場合は車に合わせて選びました。
電動ドライバーDDR120
穴あけ用に使用するドライバーになります。
別売りのドリルビットと組み合わせる事で
簡単に穴あけ加工ができます。
接続コネクター(3328)
エーモン接続コネクター(3328)は、
0.2~0.5sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
エーモンギボシ端子3305
オスとメスを繋ぎ合わせることで、
電源側から電装品側へ電気を伝える端子です。
一般的によく使われるタイプのギボシ端子ですね。
ペンチ
接続コネクターの固定に
使用するペンチです。
電工ペンチ
電工ペンチは、電装部品を取り付ける際に
便利な道具です。
一般的な使用方法としては、
端子類のかしめがあります。
端子類にはギボシ端子やクワガタ端子など
種類が様々で、
このかしめる工程によりはんだを使わずに
配線同士を接続する事が出来ます!
アース用端子1140
・使用可能電力(合計):
DC12V車140W以下
DC24V車280W以下
・付属コードサイズ:AV(S)1.25sq×約30cm
・付属端子:クワ型端子φ6
・適合端子:平型端子250型(メス)
※平型端子は別売です。
アース用端子は、電装品に必要なボディーアースを
複数分岐できるエーモン製の部品になります。
アース用端子の先端がクワガタ端子に
なっているのが特徴で、
先端のアースを経由して最大で4個まで分岐出来ます。
実際の作業手順
それでは実際に作業へと移りましょう。
チョロQを分解して取り外す
まず初めに分解作業です。
ドライバーで固定部分を緩めることで
簡単に取り外せます。
チョロQの天井に穴をあける
分解が終わったら天井に穴をあける
作業へと入ります。
周りをマスキングテープで保護する事で、
周りの傷防止になります。
穴にLEDを埋め込む
穴あけ作業が終わったら、
中間にLEDを埋め込みます。
仮点灯
埋め込んだ後は仮点灯です。
パターンによって6種類の点灯が確認できればOKです。
ダミーセキュリティ用の配線を作る
仮点灯ができたらダミーセキュリティ用の
配線を作っていきましょう。
①フラッシュユニットとLEDを
接続コネクターでつなぐ。
接続コネクターは3328(細線用)の物を使用します。
②フラッシュユニットの黒を
アース用端子につなぐ。
③フラッシュユニットの赤はコンパクトリレーの白につなぐ。
白と赤はギボシで繋ぎます。
④黄色は使用しない。今回は使わないので絶縁しておきましょう。
⑤青はACCにつなぎます。青はリレー作動用。
⑥赤は電源用なので、常時電源につなぎます。
今回は電源の取り方を知っている
体で説明しているので、
もしわからない場合には別記事を一緒に参考にしてみてください。
チョロQを固定して配線をまとめる
配線をつなぎつつまとめていきましょう。
今回は運転製側付近に設置するので、
それに合わせて配線を隠しましょう。
ついでにフラッシュユニットの
スイッチはスイッチパネル付近に。
最後に点灯チェックをする
最後に点灯チェックです。
・ACC~消灯
エンジンOFFで点灯するけど、バッテリー上がりってどうなの?
普段から車を使う場合はバッテリー上がりにならない
ふと疑問に思ったんだけど、これってバッテリー上がりとか大丈夫なの?
ダミーセキュリティー程度なら、そこまで負荷はかからないから大丈夫だよ。
理由として点滅する事が大きく関係します。
点滅=点灯・消灯を繰り返す仕様なので、
常に電気が流れるわけではない。
逆に常時点灯=常に電気が流れるので、
その分電気を消費する。
比べるとわかりますが、常時点灯に比べて点滅は
点灯消灯を繰り返すので電気の消費が少ないです。
ただし、長い間使わない場合はバッテリー上がりになる危険性も?
ただし、どんな状態でもバッテリー上がりに
ならないのか?と言われるとそうでもありません。
何故なら、少なからず電気は流れているためです。
いくら点滅で消費が少ないと言っても
電気は消費するもので…
長い間使わなければその分バッテリー
上がりのリスクは高くなります。
そのため、1か月以上エンジンをかけない場合にはあまりお勧めとは言えません。
車を長期間使わない事があるけど、ダミーセキュリティーは取り付けたい!そんな方におすすめの方法
それでも取り付けたいんだけど、なんかいい方法ってないの?
そんな場合は、別売りのLED電源ボックスとの組み合わせが最適だね。
LED用電源ボックスは本体から電源を
取れるというもので、
ボタンを押す(ON)事で12Vが流れ
離す(OFF)事で電気が遮断されます。
電源も単三電池2本で済むので、
簡単に電源が取れます。
使い方も簡単で、電源ボックスの
プラス・マイナスにつなぐだけです。
簡単な方法だから1つの手段として覚えておくといいよ。
記事のまとめ
以上、ダミーセキュリティを作る方法を紹介しました。
今回紹介した
4つを組み合わせる事で簡単にダミーセキュリティができます。
手順通りにやれば誰でも簡単に出来るので、
他とは違ったカスタムがしたい方は
ぜひ実践してみてください。