ヘッドライトバルブH4(ハロゲン)の交換のやり方【アルト HA25】

HA23/HA25作業一覧
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今回お伝えするのはアルト(HA25)の
ヘッドライトバルブ交換のやり方。

ヘッドライトバルブというのはヘッドライトを点灯させるために必要なバルブで、電球が切れる事で夜間走行に支障をきたします。

電球が切れる=危険はもちろんですが、
無理に走行すれば違反になる場合もあります。

そのため、寿命が近いもしくは球が
切れた段階で交換をする事が大切となります。

でも交換って自分でやった事がないからいまいちわからないんだけど。

やり方に関してはこれから手順を紹介していくから参考にしてみてね。

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ヘッドライトバルブ交換の流れ

それでは実際に交換の流れを見ていきましょう。

レバーを引いてボンネットのロックを解除する
ボンネットを開ける
ヘッドランプの位置を確認する
バルブの取り外し①カプラーを外す
バルブの取り外し②ゴムカバーを外す
バルブの取り外し③爪を解除してバルブを抜く
バルブの取りつけ①新しいバルブに取り換える
バルブの取りつけ②逆の手順で組み付けて完了

レバーを引いてボンネットのロックを解除する

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まず初めにレバーを引いてボンネットの
ロックを解除する事から始めましょう。

アルト(HA25)のボンネットレバーはアクセルペダル付近にあります。

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解除するやり方としては手前に引っ張るだけ。

引っ張る事でボンネット側のロックが解除されます。

ボンネットを開ける

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ロックが解除されて半開き状態になったら、
ボンネットを開けていきましょう。

ボンネットを開ける場合は中にある
レバーを上方向に上げるだけ。

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仕組みとしては、ボンネット側の赤丸フックとボディ側で合わさる事で固定されています。

そのため、隙間から手を入れて上側に上げる事で
解除されてボンネットが開きます。

ヘッドランプの位置を確認する

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ボンネットが開けられたらヘッドランプの位置を確認しましょう。

アルトの場合は矢印の位置。

バルブの取り外し①カプラーを外す

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位置が確認出来たら、裏側を見て取り
外し作業に取り掛かります。

最初はカプラーを外す工程から。

カプラーを外すさないとどうにも
ならないので先に対処しましょう。

ちなみに外す場合は手前に引っ張るだけです。

バルブの取り外し②ゴムカバーを外す

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カプラーが外せたらゴムカバーを外していきましょう。

外す向きは同じく手前。矢印の方向に
引き抜く感じでやると簡単に出来ます。

バルブの取り外し③爪を解除してバルブを抜く

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ゴムカバーの後は爪を解除してバルブを抜く作業。

バルブ自体は爪で固定されているだけなので、引っかかった状態の爪を解除する事で簡単に外れます。

バルブの取りつけ①新しいバルブに取り換える

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爪の解除が出来たら新しいバルブに取り換えましょう。

バルブに関しては、ハロゲンに交換する場合は純正同等の【スタンレー 14-0181E】がおすすめです。

それ以外にも知りたい方は、以下でおすすめのバルブをまとめているので参考にしてみてください。

【明るさ+車検適合品】人気のH4ハロゲンバルブのおすすめ5選
H4バルブの種類を事前に理解した上で選べば、知識を深める事にもつながりますし、数ある中から自分に合ったバルブに出会えることができます。結果として、実際に購入してから損をするリスクを減らす事にもつながります。また、記事の前半では選ぶポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

バルブの取りつけ②逆の手順で組み付けて完了

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バルブ⇒爪の順で固定が出来たら、
逆の手順でそれぞれ取り付けていきます。

順番としてはゴムカバー⇒カプラー。

ゴムカバーは溝に合わせてはめ込むだけ。

カプラーは3ピンに合わせて差し込むだけです。

左右ともここまで出来れば作業は完了となります。

お疲れ様でした。作業自体は5分程度、慣れていない方でも20分程度あれば簡単に交換ができるようになります。

バルブの交換後は点灯確認をしよう

以上が交換までの一連の流れです。

ここからは交換後にやる点灯確認をしてみましょう。

スイッチをON/OFFして確認

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ヘッドライトはスモールスイッチの
切り替えにより反応します。

・二段階切り替えでON
・逆にOFFの状態に戻せば消灯

どちらも確認した時に問題がなければOKです。

交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!

たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…

仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。

そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。

また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。

また、不点灯のまま走行する事で灯火の
不備で止められる危険性も出てきます。

実際に道路交通法に52条に以下の記載があります。

車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。

上記からもわかる通り、夜間は点灯が条件であることがわかります。

罰則に関しては灯火類の不備に該当するため車の種類によって罰金が発生します。

たとえば普通車なら

 
・違反点数は1点
・罰金は6000円

というように種類によって罰金や罰則が発生するので…

たかだか前照灯程度でとは思わずに必ず
安全のために点灯する事を確認しましょう。

関係する違反についてさらに詳しく知りたい方は、合わせて以下記事を参考に。

【無灯火は危険】夜間にヘッドライトを点灯しない走行は違反です
たまに夜間にヘッドライトを点灯しないまま走行している車を見かけることがありますが、ヘッドライトは基本無点灯で通ることはありません。もし無視すれば違反行為に該当してしまいます。どう言った違反内容なのか?違反点数や罰則はどうなるのか記事で詳しく解説します。

もし点灯しない場合は球切れの可能性

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新品バルブの場合は初期不良という場合もありますが…

中古のバルブを購入すると球切れを
起こしている場合があります。

ハロゲン球は、一般的にフィラメントに電流を流した電気抵抗により電球内部の金属の線(矢印の繊条(せんじょう))に電気を流す事で点灯します。

ハロゲン球はその点灯方法によりバルブを
明るくすることができます。

ですがバルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。

中古品に関しては、誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず寿命もまちまちです。

そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!

また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。

なので、出来る限りメーカー品や値段に
見合ったもの
を選ぶと失敗のリスクは減らせます。

このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。

正しい交換方法を理解してこれからの作業に役立てよう!

以上、ヘッドライトバルブの交換方法から取り付けまでの手順を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

ヘッドライトバルブの交換方法
レバーを引いてボンネットのロックを解除する
ボンネットを開ける
ヘッドランプの位置を確認する
バルブの取り外し①カプラーを外す
バルブの取り外し②ゴムカバーを外す
バルブの取り外し③爪を解除してバルブを抜く
バルブの取りつけ①新しいバルブに取り換える
バルブの取りつけ②逆の手順で組み付けて完了
交換後に確認する事。交換したのに点灯しない場合は?
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因

ヘッドライトバルブ=交換方法がわからず、
初心者の方にとっては難しいかもしれません。

しかし、今回のように正しい知識をつける事で自分で交換ができるようになります。

自分で交換ができる=依頼する手間が
省けるので出費を抑える事にも。

また今回のハロゲンバルブが交換できるようになれば、同じくLEDバルブの交換もできるようになるのでおすすめです。

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