【GDB G型】エレメントを外さずに出来る油温計センサーの取り付け

GDB作業一覧
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油温計センサーを取り付けたいんだけど。オイルブロック以外で取り付けるにはどうすればいいの?

そんな悩みにお応えします。
 
この記事がおすすめな人
✅油温計を楽に取り付ける方法が知りたい
✅自分で出来るようになりたい

この記事では、GDBに油温計を取りつける上で知っておきたい。簡単な油温センサー取り付けの手順についてご紹介します。

GDBに油温計はどうつけるのかを事前に知っておけば、実際に自分で交換ができる事で依頼する手間や費用も抑える事ができます。

また、今回の方法はエレメントを外す必要がないので比較的簡単に取り付けることが出来ます。

一度覚えてしまえばやり方も簡単なので、この機会に知識を得て自分で出来るようになりましょう。

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エレメントを外さずに出来る油温計センサーの取り付け方法について

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まずエレメントを外さずに出来る油温計センサーの取り付け方法について。

一般的な取り付けにはオイルブロックを使うが…

まず油温計の一般的な取り付けと言えば、オイルエレメントの下にオイル(サンドイッチ)ブロックを使うのが一般的です。

オイルブロックって何?

オイルブロックは、エンジン側とエレメントの間に挟むことでオイル温度が計測できるようになるパーツの事だね。

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オイルブロックにはセンサーを埋め込める穴が複数付いていて、

・油温計センサー
・油圧計センサー
・オイルクーラーなど。

使い方によって複数のパーツを取り
付けることが出来ます。

中でも多いのは今回取り付ける油温センサー
や油圧センサー。

オイルの温度が分かるということで、
取り付ける方も少なくないでしょう。

ですが、そんなオイルブロックにも欠点が
あり、オイルが漏れやすい事。

最初から漏れるのもあれば、経年劣化によって漏れるオイルブロックもあります。

そのため、

出来ればオイルブロックを使わずに油温センサーを取り付けたいな

こんな方も少なくないでしょう。

油圧計アダプター(六角三方 PT1/8 )を使えば簡単に!

そこでおすすめするのがジュランの油圧計アダプター(六角三方 PT1/8 )です。

純正のオイル警告灯がついている箇所に差し替える事で簡単にセンサーを取りつけることが出来ます。

しかも穴が2箇所空いていることで、

・片方を油温センサー
・もう片方を油圧警告灯センサー。

2つをそれぞれ繋げる事で警告灯が
点いたままになりません。

結果、車検の度に付け替える手間が省けます。

※車検時は警告灯が点いたままでは車検に通りません。

漏れや取り付けが面倒な方はジュランの油圧計アダプター(六角三方 PT1/8 )を選んでみましょう。

交換する前に必要なものを準備しよう!

次は交換手順を…と言いたいところですが、交換へと入る前に必要なものから見ていきましょう。

事前に準備をする事で、
スムーズに作業ができます。

ADVANCE-A1 油温計

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今回取り付ける油温計になります。

メーカーによっては、単体で取り付けられるものもありますが、A1のメーターを取り付ける場合には
別途でアドバンスコントロールが必要になります。

デフィアドバンスコントロールユニット

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デフィのリンクメーターを装着する際に
連動させるユニットになります。

ジュラン油温・油圧計アダプター

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ジュラン(JURAN)から出ている商品で、

・油温計を取り付けたいけど、サンドイッチブロックは使いたくない
・純正のプレッシャースイッチをいかしたまま取り付けたい

こんな方におすすめですね。

ただし、車のエンジンによっては1部干渉して
取り付けが出来ない車種もあります。

ですが、取り付けができてしまえば純正のプレッシャースイッチと差し替える必要がないので、警告灯に悩まされる心配がありません!

工具

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今回は油圧計アダプター
取り付けるので、

基本的には

・ラチェットハンドル&ソケット
・モンキーレンチ

2つがあれば事足りますが、工具一式で揃えておくと
どちらも使えるので便利ですよ!

これ一つでほとんどの一般的な
整備ができます。

準備が出来たら実際に油温計の取り付けをする!

それでは準備の方ができたら、実際に【油圧アダプター】を使用して油温計の取り付けをしてみましょう!

アダプター取り付け編

オルタネーターを取り外す

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まず初めにオルタネーターを
取り外しましょう。

プレッシャーセンサーは、オルタネーター
のちょうど真下にあります。

そのため、プレッシャーセンサーがあるブロックにたどり着くには取り外す必要があります。

取り外す工程は今回は省略しますが、オルタネーターの取り外し方法については以下の記事を参考にしてみてください。

純正のプレッシャーセンサーと差し替える

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: GDB-FG型┃オイルブロックが無くても油温計が付けられる方法!-2.png

オルタネーターを取り外すと、
赤丸で囲ったセンサーが見えてくるかと思います。

油圧アダプターを取り付けるのは
赤〇位置です。

ただ、注意してもらいたいのが、油温センサーをこのままつけない事。

どうして?

そのまま社外の油温センサーと差し替えるとメーター上の純正の油圧センサーが反応しなくなるからだね。

ですので、ジュランの油圧アダプターを使って純正と社外のセンサー両方を取り付けましょう。

油圧アダプターを使い油温センサーを車体に取り付ける

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: GDB-FG型┃オイルブロックが無くても油温計が付けられる方法!-3.png

油圧アダプターに純正と社外のセンサーを
取り付けるとこのようになります。

純正のセンサーを上側に取り付けてしまうと…

オルタネーターを取り付けた時に干渉するので必ず取りつける時には横向きにしましょう。

車内のメーター取り付け編

取り付ける事ができたら車内に行き、
メーター本体を取り付けていきます。

①コントロールユニット側にセンサーを取り付ける

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: GDB-FG型┃オイルブロックが無くても油温計が付けられる方法!-4.png

取り付けるメーターがデフィのリンクユニットなので、

先ほどエンジンルームで取りつけたセンサー側のコネクターをアドバンスコントロールユニット側に取りつけます。

②メーター本体の電源を取りつける

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: GDB-FG型┃オイルブロックが無くても油温計が付けられる方法!-5.png

続いてメーター本体の電源を取ります。
メーターの電源は以下の通りです。

赤が電源のプラス(常時電源)
白がACC(アクセサリー電源)
オレンジがイルミ電源
黒がボディアース

電源の場所がわからない方は
以下を参考にしてください。

⓷メーター本体と連結させる

電源を取る事ができたら最後にメーター本体と連結させましょう。

アドバンスコントロール側で取り付けた電源ハーネス、センサーハーネスを連結させ作業は完了になります。

取り付け後の作動確認

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: GDB-FG型┃オイルブロックが無くても油温計が付けられる方法!-7.png

作業の方が終わったら最後に
作動確認をしましょう。

確認内容は以下の通りです。

1.エンジンを始動し油温計を確認する
2.試走行をする

エンジンを始動し油温計を確認

まず初めにエンジンを始動させましょう。

エンジンを始動させたときに油温計の
点灯状況を確認してみます。

もし点滅や電源が付かない場合には
以下の事が考えられます。

電源が付かない

メーター側の不良が考えられます。電源が間違っているか、メーター本体の故障ですね。

電源が付かない場合にはもう一度
確認してみましょう。

メーターが点滅

センサー側の不良が考えられます。

センサー本体の故障か、途中で断線して
接触不良を起こしている可能性があります。

2.試走行をする

試走行をした時に油温の上がり具合を
確認してみましょう。

・正常なら85~95℃の間
・異常なら100℃を超えます。

もし100℃を超える場合には、オイルに異常がある
場合があるので適切な対処をしましょう。

記事のまとめ

以上、油圧アダプターを使用したオイル交換の方法を紹介させていただきました。

今回の記事を読んでいただけるとわかると思いますが…

油圧アダプターならアタッチメントなどの手間のかかる作業は必要ありません!

また、エンジンの構造上オイルが漏れやすく配線が熱をもちすぎて燃えやすいという難点も解消されます。

単に取り付けが簡単なだけでなく、熱対策としても役立ちつので是非活用してみてください!

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