簡単10分で終わる”ワイパーゴム交換の方法”【GDB F/G型】

GDB作業一覧
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車にとってのワイパーゴムはワイパーに取り付けられた部品。ゴムがガラス面を擦る事でガラスの水分を拭き取る。ウォッシャー液と組み合わせてガラス面の汚れを取り除くと言った役割をしています。

ただそんなワイパーゴムも消耗品。使い続けることで本来の役割を発揮できずに、吹き残しから視界不良の末に事故になるリスクも考えられます。

それを防ぐ目的で適度なタイミングで交換が必要。

この記事ではそんなワイパーゴム交換のやり方を、インプレッサ(GDB)を使って解説していきます。

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ワイパーゴムは適度なタイミングで交換が必要

先ほども言ったように、車にとってのワイパーゴムはワイパーに取り付けられた部品。ゴムがガラス面を擦る事でガラスの水分を拭き取る。ウォッシャー液と組み合わせてガラス面の汚れを取り除くと言った役割をしています。

ですが、ワイパーゴムはあくまで消耗品。

・交換時期
・使用状態

いずれかで交換するのが最適です。

交換時期

まずワイパーゴムの交換時期は基本的に6ヶ月が目安となります。

理由は使用頻度で劣化する部品なため。

というのも、ワイパーゴムの材質がゴムで
あることが関係してきます。

ワイパーゴム=材質がゴム。

ゴムはやわらかいだけでなく

 
・擦れると削れる
・熱にあたるとさらに柔らかくなる

といった性質があります。

これを車のワイパーゴムに当てはめると?

日中は日に当たることで熱でゴムが柔らかくなる。それに加えて雨の日に使うたびガラスを拭くので、使用頻度で削れることになります。

使用状態

また、使用状態によってはそれ以前で
交換が必要になる場合もあります。

それが1つ目でも言った擦れると削れるという点。ゴムが削れると拭き取れる範囲が減少するので、本来の効果を発揮する為には使用状態(ゴムが削れる)にも応じて交換が最適です。

まとめると

・6ヶ月を目安
・使用状態(ゴムが削れる)

いずれかで交換を心がけることで安全な使用ができます。

実際にワイパーゴムの交換をしてみよう

ここからはワイパーゴムの実際の交換方法について。

1.アームを立てる
2.ワイパーゴムを手前に引く
3.アームと分離する
4.ワイパーゴムを外す
5.新品と交換
6.ゴムをロックする
7.ワイパー装着

アームを立てましょう

まず初めにワイパーのアームを
上に向けて立てましょう。

立てる理由としては、ワイパーを上に向け立てる事でワイパーゴムが外れやすくなるため。

ワイパーゴムを手前に引く

ワイパーを立てる事ができたら外していきます。

画像を見ると爪に引っ掛かっているのが見えると思いますので、傾けて手前に引きながら右に動かすことで簡単に抜けます。

アームとブレードを分離させる

ワイパーブレードが外せたらアームと分離させてワイパーゴムを引っ張りましょう。

ワイパーゴムはブレードのついてるゴムの部分。

ワイパーゴムを外す

画像のように左側に引っ張っていくと
ワイパーゴムが簡単に外れます。

新品のゴムと交換する

型式 GH-GDB
ワイパーゴム運転席 550mm
ワイパーゴム助手席 425mm
スクロールできます

ゴムが外れたら新品と交換しましょう。

 
サイズは運転席側が550mm。助手席側が425mmとサイズが変わるので注意しましょう。

ゴムを取り付ける場合は外した時と逆の手順。取り付ける時はくぼみがある方向とは反対からはめ込んでいきます。

ゴムをロックする

奥まで押し込む事ができたら定位置までもっていきロック。

ロックが不十分になると、ワイパーをかいた時に外れる可能性があり危険なので必ずロックはしましょう!

ワイパーを装着して完了

最後に外した時と同じように
ワイパーを装着して交換は完了。

お疲れ様でした。ここまで一連の作業をして
10分程度あれば作業自体は完了します。

もちろん自信がない場合はお店に依頼するのも一つの手ですが、自分でできることで出費を抑えたり自分のタイミングで交換ができるので覚えておくと最適です。

交換後に点検する項目

交換作業はこれにて終了となりますが、
安全のために最後に点検をしてみましょう。

点検内容については、

・外れないかどうかを確認する
・実際にワイパーをかける

2つの項目です。

ワイパーゴムが外れないかどうかを確認する

装着した後に、実際にワイパーを触りながら
状態の確認をしてみましょう。

ブレードもしくはゴムが抜けないかどうかを確認する事で、実際に走行中に使用する際に安全に使用できます。

実際にワイパーをかけて拭き具合を確認

もう1つの拭き具合の確認は、
ムラなく拭き取れるかどうかを見ます。

ワイパーの拭き具合は、雨の日の走行に大きく関係するので、正しく拭き取れないと事故の原因にもなりかねません…

ですので正しく拭き取れる
事を確認しましょう!

記事のまとめ

以上、ワイパーゴム交換の方法について
ご紹介させていただきました。

ワイパーゴムは、基本的に6か月又は
使用状況によって変わります。

未交換のままの走行は、雨の日の視認性にも大きくかかわってくるので今回の交換方法を参考にぜひ早めの交換を心がけてみてください!

この記事で紹介した商品

よくある質問Q&A

Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?

A. はい、交換は初めての方でもできます。

Q.ワイパーゴムが劣化したら交換しないとだめですか?

A. はい、車検にも影響するため早めの交換が必要です。

Q.交換するワイパーゴムはどれでもいいですか?

A.運転席550。助手席425mmのサイズに合えば問題はありません。

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正樹

元自動車整備士。【正樹の整備ブログ】では実車を使って車種ごとの作業のやり方を発信中。初心者にもわかりやすい作業の手順をまとめているので、『○○のこの作業を自分(DIY)でやってみたいけどやり方がわからない』こんな方は参考にしてみてください。
他にも悩み関連の【元自動車整備士正樹のブログ】。レビューやおすすめの商品をまとめている【正樹のブログ】なども書いています。

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